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ミシンの操作方法
STEP.01
まずミシンの基本を学ぶ
ミシンの種類
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家庭用ミシン(電子ミシン、コンピューターミシン)
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職業用ミシン
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刺繍ミシン
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ロックミシン
各パーツと役割
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糸調子ダイヤル:引き合う上糸と下糸の力(糸調子)を調整する
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糸たて棒:上糸用の糸こまをセットする
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はずみ車(プーリー):針を上げたり下げたりする
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天びん:上糸を引き上げる
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押さえ:布を押さえて安定させる役割があり、押さえレバーで上げ下げできる
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針板:真っ直ぐに縫うための目盛りがついている


STEP.02
ミシンを使うのに必要なもの
必要なもの
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ミシン本体
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ミシン糸
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ボビン
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ミシン針
糸と針の種類や選び方
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生地の厚みなどによって針や糸の太さが変わる。
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針のサイズは番号が大きくなると太くなり、逆にミシン糸は番号が大きくなるほど細くなる。
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生地の色が濃いなら少し濃い色、生地の色が薄いなら少し薄い色を選ぶ。
STEP.03
ミシンを使うための下準備
下準備の流れ
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生地の厚みに合った針をセットする。
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上糸をかける。
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下糸をセットし15cmほど出しておく。
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糸調子を整える。
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端切れなどで試し縫いして確認する。
上糸や下糸の取り付け方
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上糸や下糸の取り付け方はメーカーや機種で異なるため、取扱説明書を見ながら行う。
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番号通りに上糸をかけていけば簡単にできるものもある。


STEP.04
上手に縫うポイント
直線縫いの手順
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縫いはじめの位置から1cmほど手前に針を刺し、押さえをおろす。
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縫いはじめの位置まで「返し縫い」する。
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自分から見て手前と奥の布端をそれぞれ片手で持ち、布がたるまないようにする。
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焦らず一定の速度でゆっくり縫っていく。
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縫い終わりまで行ったら1cmほど返し縫いをする。
直線を上手に縫うポイント
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ミシンに正対して座ると縫い目がずれにくい。
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布端(きれはし)の位置がずれないように意識する。

POINT
ミシン選びのポイント
ミシン本体のサイズ
ミシンのサイズは「フル」「レギュラー」「コンパクト」の3種類。収納や作業スペースの確保も検討して購入しましょう。
自動針停止位置機能
ミシンを停止したときに針が停止する位置を設定する機能で、手動で針の位置を調整する必要がないため、スムーズに作業できます。
自動糸通し機能
自動糸通し機能があれば、面倒な糸通しが簡単な操作で完了するのでおすすめです。初めての方は、機能がついているものをおすすめします。
縫い目調整
縫い目の長さが調整できれば、さまざまなタイプの生地に対応でき。用途に応じて縫い目を変更することが可能です。
自動糸調子機能
上糸と下糸の引っ張り合う強さの調整は難しいため、キレイに仕上げたいなら、自動糸調子機能があると便利です。
刺繍、ステッチ調整
刺繍機能を使いたいなら、デザインが豊富な機種がおすすめ。ジグザクやボタンホール、まつり縫いなども合わせて確認しておくとよいです。