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漢方薬の考え方

Kampo medicine
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漢方では、多くの病気を内臓機能の減退あるいは失調と考えており、内臓のことを「臓腑」とよびます。

漢方で考える「臓腑」と西洋医学で考える「臓器」とは、その機能や性質がまったく違います。例えば漢方でいう「肝」や「腎」と西洋医学でいう「肝臓」や「腎臓」とはまったく違います。

 

漢方では臓腑を「五臓」と「六腑」に分けて考えています。「五臓」とは肝・心・脾・肺・腎、そして「六腑」とは胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦です。「五臓」は身体に必要なエネルギーの生成と貯蔵、運行に深く関与します。「六腑」は飲食物の消化や身体に不要な排泄物の処理に関与してます。

 

また、身体に必要なエネルギーを気・血・津液・精と呼びます。これらは全身くまなく流れ、このエネルギーの不足や停滞はさまざまな病気を引き起こすと考えられています。

Types of herbal medicine

​漢方薬の種類

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漢方薬には大きく分けて煎じ薬、丸薬、散薬、エキス薬、錠剤、膏剤があります。

煎じ薬

生薬によって配合された方剤のことです。これに水を加えて煮出したものを服用します。

通常1日分の漢方薬に水500~600ccを加え、沸騰後40~50分ほど煎じます。吸収がよく作用が速やかなのが特徴です。

エキス薬

生薬によって配合された方剤を煎じてエキスをとり、乳糖やデンプンに吸着させて乾燥し散薬や顆粒状に製します。

処方数が限られますが、お湯によく溶けるので飲みやすく携帯に便利です。

丸薬

薬物を細末にして、煉蜜や米糊などを加えて、球状の丸薬とします。

作用が穏やかになり、長期の連用に適しています。また、作用が激しいものや揮発性の薬物を使用するのにも適しています。

膏剤

生薬を水や油脂類で煎じて浸出し製します。内服用と外用があります。

内服用では生薬末を蜂蜜などに配合したり、高濃度に生薬エキスを抽出して内服用膏剤とします。

外用では生薬から有効成分を抽出したり、生薬の粉末を軟膏基剤に練りこむなどして作る軟膏があります。

散薬

薬物を細末(粉末)に調整して方剤とします。内服用と外用があります。服用に便利で携帯にも便利です。また、少量でも効果があり中には胃に直接作用して効果を発揮するものもあります。

ただ、水やお湯に溶けにくいので飲みにくいのが欠点といえます。

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